いよいよ義之たちの修学旅行当日。目的地・奈良行きの列車の中で、義之と小恋は、思い出に残る旅行にしようと誓い合う。修学旅行なのだから、みんなで行動するのは当たり前。2人きりになれる時間が少ないことはわかっている。だが、それとは別に、彼は小恋の前で美夏の名前を出したり、渉や杉並たちとふざけあったりしている。そんな義之の態度に、小恋は表情を曇らせるが、杏や茜に後押しされ、自分から義之に声をかけることに。彼女は、最終日の午後に設けられた自由行動の時間を義之といっしょに過ごそうと、意を決して彼を誘うのだが……。