ガイアのパイロットは、ステラだった。シンはその事実に困惑しながらも、独断で彼女をミネルバ内の医務室へ運んでしまう。タリアはシンの軍規違反を叱責するが、そこへステラの身体を調べた軍医から報告が入った。検査の結果、彼女は地球連合軍の強化人間だと判明したのだ。外傷を処置しようにも体内物質の数値が異常なため、このままでは満足な治療もままならない。その上記憶をコントロールされ、シンとの思い出も失っていたのだ。その事実に、シンは激しく動揺する。アスランは、キラたちとの会談やシンとステラのことを考え、沈み込む。一方ルナマリアも、アスランとキラたちとの会話を録音したデータを前に、やはり思い悩んでいた。 その頃、ステラを損失扱いするよう指示されたネオは、やむなくスティングとアウルの記憶からステラに関する一切を抹消していた。シンは、ステラに貰った貝殻を手に、再び彼女の病室を訪れる。眠りから目覚めたステラは、ようやくシンとの記憶を取り戻した。 一方アークエンジェルでは、ラクスがプラントへ向かう決心を固めていた。彼女はバルトフェルドと共にミーアの帰国用シャトルを奪い、心配するキラを残して宇宙へ旅立つ。