香炉を使い崑崙から聖地へとたどり着くことができた八雲たち。そこで残されたメッセージから、聖地が鬼眼王に支配されていたこと、四代目パイ=パールバティーがシヴァ(=鬼眼王)の許婚であったこと、そして鬼眼王を封印することに成功した三只眼たちは、パイを残して全滅したことを知る……。突如現れたベナレスによって、自分が「三只眼」を封印するための化蛇(ホウアシヲ)であると聞かされたぱい。真実を思い出した化蛇は、ベナレスに従い人間として元の暮らしを送るか、酷い蛇の姿に戻り、パイと「三只眼」を開放してベナレスと戦うかの決断を迫られる。