峰島(阿部寛)に撃たれ、永井(江口洋介)は川へと落ちた。警察は懸命に捜索するが、永井は見つからない。死んで海に流された、という見方が大半を占める中、峰島は永井の生存を確信していた。進まない捜査状況を見て取り、国枝(加藤浩次)は合同捜査本部を2週間後に解散することを決定する。一方、峰島が確信した通り、永井は生きていた。貨物船に潜み、とある港町に運ばれた永井は下船し、人目に付かぬ路地に入って行った。しかし、撃たれた衝撃と体力の消耗に永井は意識を失う。そんな永井を救ったのは崎山富(菅井きん)という老女だった。永井は富の手当を受け3日間眠り続けた。その頃、峰島は来栖病院を訪れ、院長の来栖(原田芳雄)に前代未聞の案を持ちかけていた…。